入居した日の記録
猫と暮らす賃貸の入居時写真|傷・汚れの記録と報告のしかた
猫と暮らす新居では、家具や猫用品を置く前に部屋の状態を撮り、気になる傷・汚れを管理会社へ伝えておきましょう。写真に場所と撮影日を結び付けると、入居前からの状態と、その後の変化を確認しやすくなります。
ここでは、撮影する場所、記録の組み立て方、報告の文例をまとめます。写真をねこ可マップへ送る必要はありません。メモをコピーして、ご自身の端末で使えます。
コピーできる記録メモへ
入居時の写真はいつ撮る?荷物を置く前に、提出方法も確認する
鍵を受け取って部屋に入れるようになったら、荷物で床や壁が隠れる前に確認します。管理会社から現況確認書や入居時チェックシートが渡されている場合は、提出期限と方法を先に読みましょう。一律に「何日以内」と決めず、その案内に従います。
国土交通省の原状回復Q&Aでは、入退去時に双方で状況を確認し、チェックリストや写真を活用することを案内しています。自分で撮影して終わりにせず、確認が必要な箇所は指定の窓口へ伝えてください。
まだ契約前なら、先に内見での寸法・設置許可の確認を使えます。このページは、実際に入居する部屋の状態を残すためのものです。
撮影する場所と、猫用品を置く前後に残すこと
- 壁・床・柱・室内扉:部屋全体を撮り、傷、へこみ、浮き、汚れなどを見つけたら近くからも記録します。
- 窓・サッシ・網戸:破れや傷、開閉の状態を確認します。写真で伝わらない引っかかりなどはメモを添えます。
- 玄関・収納:扉や棚の外側だけでなく、荷物で隠れる内側の床・壁も確認します。
- キッチン・浴室・洗面・トイレ:汚れ、ひび、水漏れ跡などを記録し、通常の使用で気づいた不具合も報告します。
- 備え付け設備:外観と、確認できた動作の状態を残します。異常がある場合は無理に動かさず、指定窓口へ連絡します。
猫用品の「設置前」と「設置後」を別に残す
トイレ、爪とぎ、ケージ、保護マットなどを置く予定の場所は、設置前の床・壁を撮っておきます。設置したら同じ場所の写真を追加し、使った用品と設置日、必要な許可を確認した相手をメモします。
例えば、入居日に撮った床の写真と、数日後にマットを敷いた状態は別の記録です。後の写真で前の写真を上書きしないようにします。取り付けの可否は写真の有無とは別なので、壁や床への固定が必要な用品は事前に確認してください。
写真は「場所が分かるもの」と「状態が分かるもの」を組み合わせる
全景:場所が分かる
入口・窓などと一緒に撮る。
例:記録01・寝室の窓側近接:状態が分かる
同じ箇所へ近づいて撮る。
例:記録01・傷の近く撮り方を示す説明図です。2枚に同じ記録番号と、実際の撮影日を結び付けます。
最初に部屋や面が分かる写真を撮る
入口や窓などを一緒に写し、どの部屋のどの面かを残します。「寝室・窓側の壁」のように、後から分かる名前を付けます。
気になる箇所を近くから撮り、見返す
傷や汚れが見分けられるか確認します。大きさを伝えたい場合は、対象を傷つけないよう定規などを添えます。明るさや角度を変えても状態が分からないときは、無理に写真だけで説明せず文章も残します。
実際の撮影日と設置前後をメモする
入居日と撮影日が違う場合は両方を書きます。におい、動作の不具合など写真に写らないものは、気づいた日時と状況を記録してください。
これは記録を整理するための手順です。写真の枚数や撮り方だけで、退去時の費用負担や交渉の結果が決まるわけではありません。
コピーして使う記録メモと、管理会社への連絡文
- 1
写真に番号を付ける
場所・実際の撮影日・用品設置の前後をメモ。
- 2
指定の方法で報告
記録番号と状態を伝え、確認を依頼する。
- 3
元画像と返信を保管
修理予定・確認済み・回答待ちを残す。
指定のチェックシートがあればそちらを優先し、足りない説明をこのメモで補えます。記録番号で写真と連絡内容を結び付けておくと、同じ場所の話か確認しやすくなります。
入居時の部屋の状態メモ 物件・部屋: 入居日: 指定チェックシートの有無・提出期限: 記録番号: 場所(部屋・壁面・床の位置など): 実際の撮影日: 写真ファイル名(全景/近接): 写真で見える状態: 写真だけでは伝わらないこと: 撮影時点:家具・猫用品を置く前/置いた後/その他 用品を設置した場合の設置日・許可の確認先: 管理会社への報告日・方法: 返信・修理予定・次の確認事項: ※場所ごとに記録番号を変えて複製。見た事実と、確認待ちの内容を分ける。
傷や汚れを報告する文例
次は架空のひな形です。かっこ内を実際の内容に変え、指定された提出方法で送ってください。ねこ可マップから送信する機能はありません。
件名:入居時の室内状況の確認[物件名・部屋番号] お世話になっております。[入居日]に入居した[氏名]です。 [撮影日]に[場所]で[傷・汚れ・不具合の具体的な状態]を確認しました。 [家具・猫用品を置く前/置いた後など、実際の確認時点]の写真を添付します。 指定の入居時チェックシートには[記入済み/未確認]です。 入居時の状態としてご確認いただき、修理の予定や追加で必要な記録があれば教えてください。 よろしくお願いいたします。
返信が来たら、確認された内容、修理の予定、まだ回答を待っている項目を追記します。返信がないことを、相手が内容を認めたという意味にしないでください。
元の写真・提出した内容・返信をまとめて保管する
部屋や場所ごとに整理し、元の写真を残したうえで説明用のコピーを作ります。撮影日時を書き換えたり、傷が分からなくなる加工をしたりしないようにします。端末の故障などに備え、自分で管理できる別の保存先にも控えを残してください。
管理会社へ送る際は、指定された範囲を確認し、鍵番号・郵便物・人の顔など不要な写り込みがないか見直します。提出した写真・文章と、受付や担当者の返信も同じ記録と一緒に保管します。
退去時に条件を見返すための資料は敷金・清掃・修繕の費用確認にあります。入居時の記録と契約書・特約を合わせて確認してください。
入居時の写真で迷いやすいこと
すでに荷物や猫用品を置いてしまったら?
気づいた時点の状態を記録し、撮影した日と、設置の前後が分かる範囲を書きます。後から撮った写真を入居前の写真として扱わず、分からない時期や原因は不明のまま伝えます。
動画だけでもよい?
動きや音を伝える補助にはなりますが、後から特定の場所を探せるよう、気になる箇所の写真と場所のメモも残すと確認しやすくなります。提出形式は管理会社の案内に合わせてください。
写真があれば、猫による修繕費を払わなくてよい?
写真は状態や時期を確認する資料であり、費用が免除される保証ではありません。請求に疑問がある場合は内訳と根拠を聞き、国民生活センターの原状回復相談の案内も確認できます。
次の住まい探しにも使えるガイド
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